現在、育てたことがある品種は農林1号、6号、8号、22号、48号。神力、神力1号、巾着、大場、銀坊主です。
この中で食べたことがある品種は8号、22号、48号、銀坊主です。こしひかりと比べると。
22号>銀坊主>8号>コシヒカリ>48号です。
文献には銀坊主の食味の評価が高くありませんでした。
ので、22号の次に8号を食べました。銀坊主は5年間種取りをして6年目で初めて食べました。
意外と粒がしっかりして、美味かったです。
それで今年は1俵分確保して今30kgを精米して食べています。
やはりうまいです。
通常はコシヒカリですが、銀坊主の方がうまいです。
おにぎりにして冷えてもうまいです。
いつも最後に22号を食べるので、次の30kgはコシヒカリで夏過ぎですかね
ところで、こうして自然農法で作ってみるといろいろ分かってきました。
まず、農林1号ですが、文献では新潟では5月に田植えして7月末に出穂
8月末〜9月初めには稲刈りをしています。
これは慣行農法で肥料をやって育てた場合です。
耐肥料性(肥料をやり過ぎても倒れないし、枯れない)がある品種です。
しかし、自然農法で栽培すると5月に田植えして9月初めに出穂。
刈り取りは11月に入ってからでした。なんと2カ月遅いです。
本当は食べてみたかったのですが、11月刈り取りはさすがに遅いので諦めました。
それでもう一つは銀坊主の食味です。
文献では農林8号より劣ると書いてあります。
それで、どうせ美味しくないんだろうなと思い作るのをためらっていました。
ところが自然農法で作ってみて、同じ自然農法の農林8号より美味しかったです。
ここで思ったのは、文献にある資料栽培記録や食味については
慣行農法と自然農法では全く違っていることです。
コシヒカリも改めて考えてみると、分けつが違います。
今まで一番取れたのは反収7.5俵で平均は3〜4俵でした。
慣行農法では8〜10俵です。異なっていますね!
やはり自然農法に合う品種を探すことが大事になってきます。