代かきで練ったところは分けつが悪かった?

  • 2012.09.15 Saturday
  • 19:34
 昨年から分かっていましたが、自然農法は代かきで練ったところは根伸びが悪い。
また苗代にしても苗の成長が悪くなります。
よく均一にしようと、一生懸命トラクタで何往復もしますね。
それがまたいけません。練ることになるのです。

今年、田圃に水が十分入らなくって、田圃の1/3ほどが代かきが出来ない
状態でしたが、無理にしていました。
水が入るのを1日待って代かきをしました。

1/3は練った状態になりました。
あ〜多分根伸びが悪くなるな〜と。
案の定そうなりました。
これが練ったところ。

隙間があります。

こちらは水が十分来ていて練らなかったところ、隙間が無いです。
どうも、代かきも適当がいいみたいです。


稲の収穫期

  • 2012.09.12 Wednesday
  • 20:23
 コシヒカリですが、穂の枝の部分が黄色くなる部分が穂全体の
1/3以上〜1/2になったら収穫期です。

これはコシヒカリ(農林100号)ですが、穂の半分の枝が黄色くなっています。
籾の方ではないですよ!

一方農林8号です。

枝の部分はまだ緑色をしています。
この農林8号ですが、後1ヶ月後の10月半ばを収穫期と予想しています。

種籾はコンバインをゆっくり回して、籾袋1〜2袋づつ別に確保して
ブルーシートの上に広げて、お天とう様に乾かしてもらいます。
10月であればだいたい2〜3日天日で干せば乾きます。

今年は深く耕した

  • 2012.09.10 Monday
  • 21:18
 綺麗な蝶がいました。
一緒にヒエも写っていると思います。
今年は、深く耕したので、昨年まで出なかったヒエが出てきました。
結構、ヒエを取りましたが、まだ残っています。



深く耕したところで、ヒエが出た田圃は何枚かあります。
深く耕すと予期しない雑草が生えてきます。

また、来年深水にすればヒエは消えると思っています。

農林8号と種取り

  • 2012.09.09 Sunday
  • 21:31
 農林8号も無事出穂期を迎えています。



農林8号は農林22号の親に当たります。
つまり、コシヒカリのおじいちゃんです。

味は自然農法3年目ということもあり
8年目の22号より劣りますが、コシヒカリより美味しいです。
さすがおじいちゃんです。

さて種取りですが、僕はコシヒカリ、農林48号、農林22号、農林8号と
4種類取っています。

コシヒカリが一番長く自然農法19年目で各コンバインで可能か限り
こき胴の回転数を落として、取ります。

理由ですが、来年のための種ですから、こき胴で種の籾が傷つかないように
回転数を最低にして取ります。
量ですが、2年分取ります。

理由ですが、万が一来年失敗して取れなかった場合のカバーの意味や
途中で種を分けて欲しいひとのためにです。

今年も2年分とってあって、余っていますが、稲刈りが終わって今年の種で
2年分確保出来た時点で、籾摺りの時に昨年の種籾も籾摺りをして
それは麹等に回します。
保冷庫で10℃以下で管理しているので、種の劣化は少ないですが。。。
飯米には回しません。

来年自然農法をしたいという人がいて4反増えるのでその分の種籾は確保
しないといけません。

また、農林22号 20kg、農林8号5kg欲しいという人も電話ありました。
もし来年自然農法したいひとがいたら早めに生産者に言って種籾の確保を
お願いしたほうがいいですよ!
一応電話番号は090−8965−5419です。


自然農法の醤油(1)

  • 2012.09.05 Wednesday
  • 22:29
 自然農法の醤油です。

これは毎年大豆と小麦を福井の大野の醤油屋に持ち込んで
約2年仕込んでもらって、小松の醤油屋で火入れと塩分調整
ビン詰めを行なって、上の形で出荷しています。

今年出荷できる醤油はH22年の3月頃仕込んでいます。
それを今年の6月に絞って、注文に応じて火入れ、ビン詰めしています。

毎回醤油にしたあとには品質分析報告書をもらっています。
醤油の品質分析は
全窒素分
食塩分

と3項目の分析があります。
今年嬉しかったのは、全窒素分がやっと1.64%と普通の醤油並みになった
ことです。

大野の醤油屋に変えてから、1.6%行ったことはありませんでした。
初回、2回目に仕込んだ安宅の醤油屋では1.85%と再仕込み醤油くらい
全窒素分が出ました。
これは今でも幻の醤油と思っていますし、醤油屋さんもそう言っています。
この全窒素分は何を表すかと言いますと、旨み成分の量の目安になります。

従って、今年の醤油はうまいよ!

農林8号の出穂

  • 2012.09.04 Tuesday
  • 22:17
 農林8号も出穂しました。
例年は9月4日くらいですが、今年はやはり1週間くらい早く
8月28日でした。

稲の穂が引っかかって出てきています。
これは窒素が多いとそうなります。

今年も火素が多く太陽から放射されて、そのため地球から土素である窒素
が多く発散されて、雨によって地表に逡巡します。

今年は農林8号は良く実っています。
収穫は10月ですが楽しみです。


コナギの役目

  • 2012.09.03 Monday
  • 00:00
 今年の気候は親父も稲を作って、60数年あまり初めての年と言っていました。
コシヒカリの田圃はもう水が来ません。
こんな感じになっています。
夜露だけで水分をとっているのでしょうか?
ひび割れが出来ています。


自然農法を初めた頃は、目の敵にしていたコナギですが、
コナギの役割は水と土を浄化させることとわかり
コナギは敵ではなくなりました。

藁を鋤きこまなくなって、コナギはおとなしくなっています。
それは藁の分解で二酸化炭素や有機酸が発生しますが
それを浄化する必要がなくなったから、コナギもおとなしいです。
もう一つの利点ですが、今年のように雨が降らない場合
コナギが土の表面の乾燥を防いで、先に枯れてくれます。
これは水口に近いところですが枯れ始めています。



ここはまだ、ひび割れが発生していません。
コナギのおかげです。

農林22号の出穂

  • 2012.09.02 Sunday
  • 20:04
 出穂期の定義は見た目4〜5割穂が出た時期を言います。
例年8月25日頃出穂時期ですが、今年は20日と1週間位早いです。
今年は農林22号はの毛が長く約2〜3cmあり白いの毛で穂が揃って
風に揺られたら綺麗です。

また草丈は120cm位あります。
ちょうど胸くらいです。
最初植え付けした年は140cmくらいになりました。
今年はこの猛暑のせいか、コシヒカリも90cmくらいと
短めです。



農林22号を慣行農法で栽培したら必ず倒伏します。
自然農法は倒伏したことがありません。
こしひかりの親にあたるので、味もこしひかりより美味しいです。

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