電気柵の設置

  • 2012.08.26 Sunday
  • 23:15
 いつもお盆過ぎで出穂してからになりますが、電気柵の設置をします。
これは3年前から行なっています。
北陸でも猪が越冬して、この時期に田圃の稲を食べたり、
田圃の中で体を洗ったりします。

4年前はフラッシュで猪を脅す、装置を設置しましたが、効果はあまりありません
でした。
それで、手間暇と費用が高い電気柵の設置に踏み切りました。
というのはそれまで、10年ほど前から猪の被害が出始めて、
ここの田圃のもみは種籾にしますが、30kgまで減りました。

ここの田圃は山水で棚田ということもあり、反収は2俵くらいです。
7枚で1.8反の田圃ですから、通常であれば3〜4俵取れます。

30kgになったということは3俵くらいが猪の腹の中荷入ったということです。
自然農法の猪になったということです。

また、猪は便おします。
そうすると田圃の中が動物園のような臭いになります。
収穫は手で刈り取って、はさに干します。
僕が作っているなかで一番美味しいお米になります。

これが電気柵の高圧を発生させる装置で8000Vの高圧が出ます。

この装置から電気柵に電圧を印加します。
これが1周150mくらいあり大変でした。

電線に草が当たると、地面とショートして高圧発生装置が止まります。
それであらかじめ、電気柵設置の周辺は草を地面ぎりぎりに刈ります。
これがまた大変です。

こうやって、自然農法の猪にならないように工夫します。

田んぼの生き物1

  • 2012.08.26 Sunday
  • 23:13
 今回は、田圃の生き物を撮ってみました。
アマガエルと蜘蛛です。

これが蜘蛛です。

これが雨蛙です。


いろろいますが。。。
またUPします。

農林22号の走り穂です。

  • 2012.08.22 Wednesday
  • 23:51
 今度は農林22号の走り穂が出ました。
これも平年に比べて1週間ほど早いです。


この農林22号ですが、出穂は例年8月25日前後で
草丈が大きいもので140cmくらいになります。
米粒は大きめで、味はコシヒカリより甘いです。
それというのも22号は農林100号の親に当たります。
農林22号と農林1号を掛け合わせて、農林100号であるコシヒカリ
が出来たので!

ただ、この稲は草丈が120〜140cmにもなるので当然慣行農法で
栽培すると倒伏する可能性が大きく、今の肥料を多く施肥する慣行農法では
難しいと思いますね!

自然農法では1度も倒伏したことがありません。
問題は、藁が多く出ることですね。

2012年コソヒカリ出穂です。

  • 2012.08.10 Friday
  • 04:26
 今年のコシヒカリの出穂は例年に比べて早かったです。
例年は8月10日から15日でしたが、今年は4日に出穂です。

慣行農法も7月19日くらいに走り穂が見られて26日には出穂でした。
走り穂とは1本でも穂が見られれば、走り穂で、出穂とは全体の50%以上が
穂を出した時期を言います。

これは走り穂の写真です

出穂2

暑い日が続きますので地面の表面が乾いてきます。
出穂1

コシヒカリの出穂が8月4日くらですから、これから約40日間かけて登熟します。
稲刈り時期は9月半ば以降ですね。
但し、自然農法は生命力がありますので、40日過ぎても稲が生きています。

火素が太陽から放射されると、地球から窒素が放散されるので
暑い夏になります。
窒素が多いと、作物がよく育ちますので、気象の状況によっては
豊作になりますが、アメリカみたいに干ばつになることもあります。

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