遅ればせながら来年用苗代の代掻き

  • 2023.12.26 Tuesday
  • 01:08

今年は何もかも農作業が遅れおくれでした。

やっと11月21日に苗代の代掻きを終えました。

 

これは今年苗作りで失敗した轍を踏まないように

例年11月に代掻きをしていましたが、昨年はトラクターの都合で

翌年の3月にしました。

そして4月に種まき、苗代に苗箱を並べる事をしました。

 

そうすると26年目の自家採取のコシヒカリ、13年目の農林22号はなんとか

芽が出ました。

ところが8年目の銀坊主の発芽率が見た目10%~20%しか芽が出ませんでした。

特に苗代初めての田圃がそうでした。

 

通常2枚目、3枚目を苗代で使っていましたが、作付面積が増えたため

3枚目、4枚目も使うはめになりました。

 

その3枚目4枚目に銀坊主を並べて見事に失敗しました。

多分代掻きをして1ヵ月しかなかったので酸素不足でした。

コシヒカリ、農林22号も苗は出来ましたが例年より貧弱でした。

こちらが代掻き前2枚目から3枚目4枚目

こちらは2枚目の田圃で残っていた苗箱と根切りネットを苦労して

取った所

左に1枚目の草ぼうぼうの田圃が映っています。

それで例年に戻して11月に代掻きをして12月1月2月3月と4カ月で地力を回復してもらって

来年の苗代に備えてもらいます。

これは4枚目から3枚目2枚目を取った所

こちらは3枚目から4枚目5枚目の田圃を撮った所

こちらは2枚目の田圃左隣の1枚目は草ぼうぼうです。

来年4月に良い苗が出来ますように!

今年色彩選別機導入2(本格稼働)

  • 2023.11.06 Monday
  • 20:08

先週納屋の100Vを10Aから20AにUPしてもらいました。

これで米選別機2台 コンプレッサー1台 エアードライヤー1台 同時稼働できます。

 

いよいよ本格稼働させました。

最初に電源を入れると累計の稼働時間が表示されます。

636時間使用です。

その後表示が切り替わり30分表示からカウントダウンです。

これは運転までに29分待ってください表示です。

このアルミ板が温まるまでの待機時間です。

なぜなら、アルミ板を温める事で米ぬかの付着を防止して

確実にカラーCCDにて選別するためです。

なおサタケの色彩選別機は業界初のカラーCCDを使用しての選別なので

光源(玄米用、白米用と使い分けせずに済みます。

他のメーカーはモノクロCCDを使っているみたいです。

 

温まったので選別開始です。

早くて見えないと思いますが左が1次選別 右の細いところが1次選別

で落ちた玄米がさらに2次選別されます。

こちらが選別前の玄米

所々に黒いクサネムの種が見えます。

また茶米も見えます。

選別後

今年は乳白米が多かったので、乳白米は不問に設定してあります。

色彩選別機で落ちた茶米と草の種

約10俵分(620kg)籾摺りして約20kg落ちました。

この米を精米したら、クサネムの黒い種は残り、茶米は茶色く残り

白米に焚けません。

今年年初めに食べましたが非常に美味しくなかったです。

1年目の自然農法の田圃のお米はこれが多かったので飯米にしました。

 

販売用は2年目以降のお米に限定してます。

2年目以降は今年も茶米やクサネムは少なかったです。

1年目の田圃のお米が多かったです。

 

但し課題として

クサネムや茶米、乳白米、青米が多い場合

多くエアーを出してはじく必要があるため

エアードライアの能力なのかエアーの供給不足が発生します。

 

そうすると下記の様にエラー表示になりそれが連発されると

選別見逃しが発生し、再度選別機にかけた方が良いという事になります。

今年の稲刈り(草刈り)後の籾摺りの様子

  • 2023.11.05 Sunday
  • 18:17

今年は6月7月8月と全く作業が出来なかったので

1年目2年目の田圃は草が伸び放題。

 

そのおかげで、稲刈りをしたら、藁や草の茎が多く収穫してしまった。

それを乾燥するにも一苦労以上!

 

籾摺りも一苦労

まず乾燥機から籾貯め。籾貯めの様子

枝が多く、籾が途中で詰まる。

枝で約1俵分あった。

籾貯めから籾摺り機に

ここは詰まらず入っていくけど。。。

この後8割はもみ殻と一緒に外へ

しかし残り2割が枝となって機械を詰まらせるから

籾摺り速度を落として、枝を出しながら籾摺り

これを従来通りにビニールの筒を付けると詰まるので

外してフリーにして詰まらないようにしました。

今年の稲刈り、乾燥、籾摺りはいい経験でした。

 

稲刈り(草刈りが過ぎると)籾の水分と草の枝で乾燥機が詰まる。

  • 2023.10.30 Monday
  • 20:10

今年、自然農法8年目、26年目の田圃は草も酷くなく順調に籾だけ取れて

乾燥機で完走出来ました。

後半の2年目、1年目の田圃は草も酷く草刈りをしている感じで

ヒエの種や草の枝を沢山取り込んでいました。

 

まず籾を乾燥機に入れる時に数回詰まりました。

上に映っている回転物の出口で籾が詰まります。

ここの詰まりを取っても、昇降機の方も詰まっているので

昇降機の掃除もしなければなりませんでした。

 

これが我が家の70石乾燥機です。

山本製作所 乾燥機 gx-70です。

この上部の屋根にトビラがありそれを開くと乾燥機の中に降りられます。

扉から中を見た様子。3m位下におります。

そうすると4角が詰まっていました。そしてほじってみると濡れた籾の塊になっていました。

これで4日目の乾燥です。ちょっと乾燥しては循環と送風で乾かして

やっとここまで来ました。まだ枝が多いです。

今日の様子ですが

左側の升の中は詰まりが無く流れている状況ですが

右側は枝の為詰まっている状況で、枝を取り除いて再度循環してます。

 

 

今年色彩選別機導入1(100V用は電力の容量不足が発覚)

  • 2023.10.30 Monday
  • 19:49

昨年、雨の中刈った1年目のコシヒカリ、巾着に一部茶色い米が入っていて

精米しても、茶色のままで、いくら自然農法の米とはいえ美味しいものでは

ありませんでした。

 

また今年2町近く田植した中で、入院中何も出来なかったので草ぼうぼうと

なり4反ほど稲刈りをしませんでした。

しして2年目の3反ほどはクサネムを取り切ったが

他の1年目はクサネムを取れませんでした。

 

そうするとクサネムの種が混ざり、手で取るのも大変なことで

懇意の農機具屋さんに100万円ほどで中古のものが準備できないか相談していました。

新品だったら今は450万円ほどするものです。

 

調べてみると

大手は静岡製作所(クボタもOEMで使っています)

2番目がサタケで丁度色彩選別機を蛍光管からLEDに更新する人が

いまして、その人から100万円で一式手に入りました。

こちらがサタケの色彩選別機(5インチロールまで対応 2t/hrの能力)

こちらがオイルレスのコンプレッサー

こちらがエアードライアー

以上が色彩選別機導入の3点セットです。

 

他に米選別機1台追加

この様に籾摺り機から1回目の米選別機で2番米を取り除いて

色彩選別機に入れます。

 

色彩選別機から異物、カメムシ米、黒変米(クサネムの種も)を取り除いて

今まで使っていた米選別機に入れて 30kg計量して袋詰めします。

こちらが今回試し運転で色彩選別機で落ちた米

真っ黒なのはクサネムの種、茶変米もありこれを手で除くのは大変です。

本当にありがたい機械ですし、たまたまですが660時間使用のサタケの色彩選別機が

セットでしかも消耗品はあらかじめ交換してくれていまして、これも条件の中に入って

いました。

しかし今回の試運転で分かった事はタイガーカワシマのパックメイト(米選別機)は300W(3A)×2

エアードライアーは2.5A コンプレッサーが9Aで合計17.5A必要でした。

案の定運転して、コンプレッサーが稼働したら、100V電源が落ちてしまいました。

 

これを数回繰り返して、4回以上になったのでロックがかかり、北電送配電に連絡して

ロック解除してもらい、慎重に動かしてみました。

 

結果先月末に農機具屋に確認して5Aから10Aに変更しておきましたが

それでが足りませんでした。

明日急遽10Aから20Aに変更してもらう予定です。

 

農機具屋の説明によると

サタケと静岡製作所のメリットデメリットは

●サタケは光源(蛍光管)を変更しなくても白米〜餅白米、餅玄米、餅白米と変更できる。

  但し 米の流量がある程度以上でないと選別の精度が出ない。

●静岡製作所は光源は玄米用、白米用と最低でも2種類用意が必要。

  但し 米の流量に関係なく選別精度は落ちない。

米屋にいて農機具屋に転職した人の感触ではサタケの方が良く選別している気がする

と言っていました。

 

今年は美味しいお米が食べれそうです。

 

因みに 200V動力は色彩選別機と籾摺り機でこちらは乾燥機と同時に動かさない

限り落ちません。

 

今年1年目の田圃の稲刈り?草刈りじゃないの!

  • 2023.10.27 Friday
  • 20:47

今年は6月7月入院していて、抑草作業が全くできなかった。

ので1年目2年目の田植えした田んぼ1.8町ありますが1.4町だけ稲刈りして

他4反は稲刈る価値無しということで稲刈りしませんでした。

 

そのうち0.5俵でも取れれば良いと思い稲刈りというか

草刈りをしました。

これは最後の農林22号の田圃の稲刈りです。

畦にセイタカアワダチ草が一杯。

稲より草が多い?

農林22号の最後の1枚の田圃

ここはまだましでした。草刈りではなく稲刈りの感覚がありました。

農林22号だから株高が20cm~30cmくらいの高刈して草も絡まず

すいすい刈れました。

この農林22号が白味噌の原料になります。

 

 

遅ればせながら遅れすぎて猪の餌になった田圃

  • 2023.09.10 Sunday
  • 21:19

例年は8月10日過ぎに出穂してお盆前後に電気柵を設置します。

しかし今日谷の田圃で1枚稲刈りが残っている田圃で他の周りの田圃は稲刈り済。

 

どうなっているか気にしながら来てみると、全く穂が無くなっていました。

多分8月末にかけて猪の餌になったようです。

稲はあるのですが、穂が垂れていません。

猪の通り道と穂が無い稲

近寄ってみると、穂が全て食い荒らされている。

来年は猪との戦いにリベンジです。

多分美味しい自然農法のイノシシが育っていると思います。

 

金津の自然農法の田んぼの電気柵設置(高速道路下)

  • 2023.09.10 Sunday
  • 21:09

今年も遅ればせながら、電気柵の設置をしました。

7月に福井の金津含めて、大雨で土砂が結構明渠排水路に流れ込んで

電気柵用のポールも2本位土砂の下で見つけられませんでした。

 

春の溝掘りで見つけようと思います。

また奥の水路も泥で埋まっていて、ここも溝掘りをする必要があります。

 

草刈り以外にポールの捜索をしていて結局2反1枚の田圃の電気柵設置に3日間かかりました。

連日暑いのもあり体力も70%位までしか戻っていないので、4時間くらいの作業でした。

斜面の草刈り。ここは明渠排水路が作ってあるが埋まっている。

電気柵設置中

電気柵本体設置

ちょっと電圧が足りないと思っています。

本体を買ってから5年以上は経っているので来年は更新しないとだめかな?

電圧が弱いと一部イノシシが侵入しますから。

 

クボタパワクロの浮動車輪が破損したその後

  • 2023.09.06 Wednesday
  • 23:08

浮動輪が破損して、農機具屋に連絡して浮動輪とガイド(左右)も交換

した方が良いと言われ、それもお願いしました。

 

それで浮動輪とガイドが来て、交換しに来ました。

来て破損した側と反対のガイドを交換しようとしてクローラーを外して

見たら、浮動輪だけではなく駆動輪も減っていて浮動輪3つ 前後の駆動輪2つ

交換し、クローラーも交換しないとクローラーが外れてしまう。

田圃の中で外れたら大変な作業になると言われて、左右のクローラー

とすり減ったガイド、駆動輪、浮動輪の必要なところを交換することにしました。

 

それで部品が全て入るには余裕を見て1ヵ月かかるので、今年の田植え前のトラクター使用は

諦めました。

代わりに代車として24馬力でロータの幅155cmのトラクターを無償で貸してもらい

10月末までに41馬力のKL41は農機具屋で預かってもらうことにしました。

24馬力の代車では能力が実感として半分に感じました。

 

それでもめげずに、1町2反位を代掻きして、その後田植して

6月から食べられない、寝られなくなりついに6月22日に入院しました。

その後の水管理、抑草作業は全く出来なく今日に至っています。

 

因みにトラクターの修理代は40万円~50万円で出来るだけ高くならないように

修理してくれると言っていました。

 

農機具屋曰く ガイドをもっと早めに交換していれば浮動輪の減りも遅かったと思う。

使用時間740hrで買って、800時間で足回りを全部直す。

前任者の使い方が荒かった可能性があります。

 

11月の苗代の起こしには間に合うと思います。

どうせ9月10月は稲刈りと籾摺りですから。

 

足回りを治したら僕は大切に使う予定です。

コンバインにしてもパワクロにしてもクローラーが大切ですから。

 

今年遅めの草刈りと草取り

  • 2023.09.05 Tuesday
  • 19:50

今年は入院していたので、作業が後手後手になってしまいます。

やっと8月21日から少し刈払い機で畔の草を刈り始めました。

 

またその後1時間くらいクサネム取りをしました。

奥にクサネムが生えています。

正味2日間くらいで刈って取り切れるところを10日間かかってしまいました。

下記の田圃は水が溜り難く、あまり稲が育っていませんでした。

反収1俵歩かないかと思います。

別の田圃です。

 

ここは水が溜まりやすく、稲が育っていました。

ここは反収1俵以上は行くと思います。

8月31日までにクサネムを取り切りました。軽トラに3杯ありました。

 

黒い鞘になっています。

これが落ちて来年株が倍に増えます。

今年作付けできなかった田圃で一面クサネム畑になっている田圃もあります。

出来れば今年の内に刈り払い機で刈っておきたい。

そうすると来年楽になります。

 

クサネムは慣行農法でも除草剤が効かないから、放置しておくと

徐々に増えてきます。

取らないと増えるので取ります。

 

calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< March 2024 >>

日本ブログ村バナー

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM