健康にいい全粒分神話の崩壊
わたしたちの多くが見苫しいぽっこり小麦腹に冒され、自分を責めていますーーーカロリ
ー過剰、運動不足、我慢不足。しかしわたしたちは。健康な全粒粉パンダをたくさん食べ
ましようというこのアドバイスによって、食欲や衝動がコントロールできなくなり、最大
限の努力と善意にもかかわらず、肥満と不健康にさいなまれているのです。
広く受け入れられている”健康な全粒粉バンを食べなさい”というアドバイスは、わた
しに言わせれば、アルコール依存症患者に「お酒1〜2杯が悪くないなら、9〜10杯なら
もっといい」と言っているのと同じです。このアドバイスに従って健康に甚大な被害が及
んでいるのですから。
あなたが悪いのではありません。
もしあなたが厄介なぽっこり小麦腹を突き出しているなら、もはや去年のジーンズがは
けなくなっているなら、「いいえ、悪いものは食べていません。それでも、太りすぎで高
血圧と高コレステロールで糖尿病予備軍なんですよ」と医者に相談しているなら、あるい
は屈辱的な男性の胸脂肪を必死に隠そうとしているなら、小麦にサヨナラすることを検討
してみてください、小麦を断てば、健康問題のほとんどが解消されます。
目次
はじめに
この“驚愕の事実々はもう隠し通せない”
健康になりたいなら、いますぐ「小麦」をやめなさい!
第1部全粒粉が「体にわるい」これだけの証拠!
1章小麦が原因の「ほっこりお腹」には万病が巣食っている
アメリカ中部の心臓地帯で起きている「恐怖」現象……017
健康に留意し運動もしてるのになぜ太るのか……019
私の悲劇は、全粒粉ヽ信仰から始まった……021
「小麦抜き食生活」で大変化が起きた……024
思いきった「小麦切除術」を………026
2章 恐怖の遺伝子操作―「現代小麦」の誕生
われわれに、大きなツケを残す遺伝子操作の実体………030
「遺伝子操作」前の小麦……031
ノーベル賞受賞「グリーン革命の父」の大罪……036
悪魔の手が加えた「品種改良」……038
私の身を賭しての実験―”はげしい嘔吐とまったく働かない頭……039
3章あなたの体を破壊する「小麦のスーパー糖質」
いまの小麦が持つ「スーパー糖質」の恐ろしさ……046
小麦が引き起こす「死につながる悪連鎖」……052
小麦粉に潜むグルテン以外の悪玉とは……056
第2部小麦は「頭からつま先まで」全身の健康を破壊する
4章小麦が引き起こすヘロイン同様の中毒症状
「パンはわたしのコカインなのI・」……062
小麦は「統合失調症」にここまで深く関わっている……064
エクソルフィンーー小麦と脳はここまで「深い関係」にある
夜中の食欲に打ち勝つ「うまい方法」……074
小麦は最強の「食欲増進剤」……076
5章いまわしい肥満!−苦痛は一切なし!世界一カンタンな[減量]法
肥満は「人為的」に作られている!………079
ぽっこり小麦腹の女王の「大変身」‐………080
全粒穀物は危ない!「真実」はほんの一部だけ………082
お腹のまわりのぜい肉「内臓脂肪」はこれほど恐ろしい………085
インスリンでものすごく「ハイ」になる……088
なんと醜悪 男の“女性化乳房”を防ぐ法……090
セリアック病―超減量で「栄養失調」状態にも……092
確実に、たった14日間で5キロ減量………095
なんと47キロ減量……あと9キロー………098
グルテンだけでなく「グルテンフリー」食品も食べないように’………100
6章腸が悪いのは小麦が原因1・―命取りになるセリア″ク病
セリアック病ご用心、パン粉1粒のパワー……105
ゾヌリンー麦が血液に入り込む危険な手口……108
小麦抜き食生活3ヵ月で「奇跡」が起きた!………113
小麦と「死に至るパンジムンヤンプ」……116
ミサの聖餅は口紅をぬっつたまま食べるなかれ120
「ライト」セリアック病の正体……122
7章「実例」糖尿病が治ったーー「病魔の帝王」の年貢の納め時!
「だしがらクラブの会長」を罷免しよう’………125
ハチミツ味の尿「糖尿」をサイフォンのように出す……128
「全粒粉」大国の悲惨な結果―………131
炭水化物制限で糖尿病の悪の連鎖を断つ……137
私がお勧めする「糖尿病予防」食品……140
小麦と恐ろしい(小児〒型)糖尿病」の因果関係……141
8章怖い「酸性」爆弾――小麦は強力な「pHかく乱物質」
酸性雨、車のバッテリー、小麦・の共通点とはワ………148
つらい痛風、関節リウマチも小麦が最大原因I………152
小麦をやめたら、歩けるようになった! 走れるようになった’………155
さあ、痛み知らず、クスリ要らずの生活へ158
9章小麦は老化を進める!
−小麦をやめたらシワがなくなり、白内障も治った!
「老化現象」を観るには糖尿病の人を見ればいい……163
「パン食い人種」に生きる場所はない’………165
年をとるとどうなるの?――認知症、がんから勃起不全まで……168
「小麦抜き」こそ最高のアンチェイジングー………178
10章一心臓病も小麦が「引き金」になっている!
マフィンを食べれば「小さくなる」−心臓病と脳卒中は小麦食品を疑え!……
LDL粒子――その短くも驚くべき生涯……187
栄養学の黒魔術――パンが「トリグリセリド」に変身―………
血中コレステロールを下げる「リビドール」を服用すべきか否かー小麦の役割……191
もし、右の目があなたをつまずかせるなら……
薬なしで「高コレステロール」を退治・・・198
「心臓に良い食品」が心臓病を引き起こす……201
11章小麦が脳を破壊する!
足元にご注意――小麦が小脳を損傷する………206
頭からつま先までーー小麦と末梢神経障害……210
小麦を断って2週間――体中の痛みがウソのように取れた・211
「全粒粉」に脳が冒されている………215
恐ろしい小麦の「中毒作用」……218
12章ニキビ・吹き出物から口内炎、脱毛まで
小麦をやめれば皮膚病は治る!
ニキビ面の「主犯」は誰だ……221
小麦グルテンが皮膚疾患の「元凶」………225
7年間苦しんだ「かゆみ」がいっぺんにとれた………228
小麦を食べると「髪の毛が抜ける」………229
腫れものにキスしてさようなら……231
第3章 小麦抜き『鮮際レシド』
13章今日から「病気にならない」食生活を!
あなたの健康のために、ちょつとだけ頑張ろうI………237
まずは「小麦切除術」の準備をr−‐j……241
とりたい食品、避けたい食品……249
「小麦抜き」食生活――1週間メニュー……267
訳者あとがき 白湯卓二
まさに「健康革命」の本
いま健康に自信のある人にも是非ご一読をおすすめします
この本はあくまでアメリカでのことを中心に書いています。
しかし、H25年で小麦の自給率は国産小麦は12%です。後は輸入です。
その内の6割 52.8%がアメリカからの輸入です。